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2006/10/29

ある晴れた昼下がり、空まで続く川

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数日に渡って曇りや雨が続き、青空に飢えていたある朝、
いきなり晴れ間の兆しが見えてきた。

その日は銀行振込や買物などの用事があったので、まずは
慌ただしくそれらを片付け、今回もまた下りの中央線に乗る。

日野駅で下車。
JRの線路に沿って都心方向に10分ほど歩けば多摩川の河川敷だ。
視界一杯に青空が広がる。

しばらく関東地方に停滞していた低気圧が太平洋上に去り、
空気中の塵を全て洗い流した雲もそれとともに去った後だった。

まるで宇宙空間をそのまま覗き込んでいるかのように深い色合いの天頂。

地面が湿っていたため昼寝できる状況ではなかったが、
何物にも邪魔されず強く吹く川岸の風を全身に受けつつ
天を仰いでいると、魂まで空に吸い出されそうな気がした。

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