« 置き去り錯感・前編 目を閉じて何も見えぬまま歩く | トップページ | 所持品紹介(1) 茶革の手帳 »

2006.11.15

置き去り錯感・後編 邪魔者扱いだけは勘弁な。

20061115_epsn1346ts


しかしそれにしても、こんな歩き方だから「まっつぐ」行くなんてできやしない。

都会では、田舎よりさらに置き去り感が強くなった気がする。
散歩をしていると車輪の足に乗った連中が物凄い勢いで追い越していく。

歩行者だって妙にセカセカしていて、道路など単なる地図上の線だと言わんばかり。
そういえばケータイでできるナビなんてのもあったっけな。いよいよ移動は「無駄な時間」なのだろう。

自分以外の通行者は全て邪魔者。自分の安全・効率的な通行に対する脅威あるいは不安要素。
渋滞は単なる障害でしかないし、公共交通機関が止まったり遅れたりなんて以ての外。

コチラにしてみれば、そういう連中が散歩者を邪魔者扱いしてるコトこそ邪魔だと思っているんだが、
まあアチラ様にはアチラ様の大切なご都合があるのだろう。他人の都合を押しのけるほどに。

世の中、試験の成績だの売上高だのという一次元の尺度に特化した連中が突っ走る。
社会のシステム自体が一次元で、そういう連中はきちんと適応してソレを駆動しているのだろう。

しかしヒトってのは多次元の存在じゃなかったか。
一次元からハミ出す部分の方が、はるかに多いと思うのだ。

理解しろなんて贅沢は言わない。ただし、どう認識していようが存在するコトは間違いないのだから、
それを勝手に見落としてぶつかってきた挙句に文句を言ったりするのはやめてくれ。

|

« 置き去り錯感・前編 目を閉じて何も見えぬまま歩く | トップページ | 所持品紹介(1) 茶革の手帳 »