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2007/09/05

出張旅行記(8) 稚ん内だろうな~?

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ヒトの手が入っていない土地など、日本には珍しい。
その希少な土地を見る機会があったのは道北出張だった。

護岸工事も水路付け替えも行われた形跡のない完全な天然河川や、
開墾の手が届いていないとしか思えない原生林など、もう他では見られまい。

稚内空港から目的地へのドライブの途中、助手席の同行者に聞いた。
「あの岬、一向に近づく様子がないんだが、どのくらい先にある」?

たしかそのとき、岬はナビの画面に出ておらず、
スクロールしたか縮小したかして表示させたと記憶している。

せいぜい1~2kmだと思っていたそれは、まだ4~5kmも向こうにあった。
周囲に人工物が全く見えないので比較対象がなく、目測が狂ったのだ。

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目測が狂ったといえば、有楽町の某逆さ船型建造物の中は異常な空間に思えた。
東京駅側の入り口からエスカレーターで下りた直後、視界が歪んだ気がした。

原因は壁にあったようだ。

向かって左側には金属質の壁が迫っているが、凹凸があって音が拡散される。
右側は開けたホールになっていて、音が発散する。

この違いが、方向感覚のうち聴覚を頼りにした部分を狂わせ、
視覚や三半規管に依存する部分は正常なままだから、眩暈を起こしたのだ。

感覚が狂わされるのは愉快なコトじゃないが、
音でも方向感覚を得ていると分かったのは新しい発見でもある。

こんな体験も、たまには良かろう。

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