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2007/10/13

理系用語で読み解く社会(11) 事故免疫

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何から何まで教えてやったら、学習にならない。
きっと教えてる側も、徒労感ばかりが強いのではないだろうか。

あらゆるモノゴトには解決策があって教えてもらえる、
というコトを学習してしまい、次もまた聞きにくるだろうから。

身の回りを何から何まで殺菌していったら、健康にならない。
免疫系は、弱い毒に対処して強い毒への対処を身に付けるものだ。

なんにせよ、この手に持った刃を他人に向けるコトは避けたい。
だからできるだけ他人が自らの刃を以てして自らに向けるよう仕向けたい。

自己責任社会と完全犯罪は、
学習と免疫の関係に似てるのかもしれない。

誰だってヒトゴロシになるのは嫌だもんな。
だから当人が責任を持つコトとする。

逆に、誰だって嫌なのだから、そういう事態にならぬよう
学習する機会を持って貰うコトも可能ではないだろうか。

ちょっとした失敗くらい、あっても構わない。
ましてや、取り返しのつかない範囲に収められるのであれば。

そこから何かを得て、次に同じ失敗を重ねないよう
自分の中にシキタリという免疫系を作ってくれればいい。

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