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2007.10.03

出張旅行記(12.7) みないワケにはまぃるゃまい(無理だった)

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青森を去る前に、もう一つだけ訪れたい場所があった。
言うまでもないだろう、三内丸山遺跡だ。
青森駅からのバスを降りたら、いかにも出張途中で時間を余らせて
寄ってみたようなサラリーマンばかりだった。平日だし、そんなもんか。

ほぼ快晴の空で風は弱く直射日光を受ける屋外は暑い。
ジリジリと照りつけられて頭が焼けるようだ。
しばらくウロウロしていると、クラクラしてくる。
思わず復元された竪穴式住居の一つに入り込んで陽射しを避ける。

分厚い屋根で日射を完全に遮断した住居内は、たしかに涼しい。
特に剥き出しの土の湿った感触が、触れるとひんやりして心地良い。
しかし風通しはないから、外の熱気を蓄えた身体が汗を噴き出し
ほとんど乾かぬままにシャツを湿らせていくのは頂けない。

竪穴式住居の屋根材は完全に明らかになってはいないが、
復元作業では茅葺き、樹皮葺き、土葺きなどが試されている。
夏の暑さと冬の寒さの両方に対応できるようにするのは難しいから、
季節によって素材や形を変えていたりするのかもしれないね。

実際、この暑さをしのぐには、冷房の効いた展示室を除けば
高床式倉庫として復元された掘立柱建物の床下に入るのが一番だった。
だからこんな日には屋根材を減らしたり端折ったりして、
通気性を確保した方が過ごしやすいとは思う。雨は問題だが。

日本最大級という竪穴式住居に入ってみたら、
ちょっとした体育館のような広さがある。
集会所、あるいは儀式のための場所、集団作業所などと
諸説あるが、きっとどの目的にも対応できるだろう。

その前にそそり立つのは、あの有名な大型掘立柱建物
すなわち発掘された巨木柱列を復元してみたモノ。

もしかしたらコイツは名物として観光名所にでもなっていたんじゃないかと、
きっと有り得ないような考えを思いついたのは、
午後になって大挙してやってきた東北地方イントネーションで喋る
中学生らしき集団を見てのコトであった。

もしそうだとしたら、ここの大型竪穴式住居は土産物売場か宿だったりして?

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