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2007.10.18

半生紀(1) あんなコト、こんなコト、あったっけ?

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整理上手は捨てるのが上手、という言い方がある。
すると忘却上手は、記憶の整理が上手なのだろうか。

小学校の頃のコトは、今では断片的にしか思い出せなくなってきている。
頑張っても遡れるのは幼稚園くらいまで。歳をとったせいかな。

ちなみに、「物心ついた頃」とは、いつの時点を指すのだろう。
いつの時点まで記憶を遡れるか、周囲の人間に聞いてみたコトがある。

早いものでは2歳頃から、という人がいる。3歳という人もいる。
実は、いずれも女性だ。ちなみに母も、4歳の記憶を年老いた今でも思い出す。

男性ではどうだろう。たとえば父は母より後の時期からしか覚えていないという。
また伝聞だが、20代にして小学校の頃の記憶が全く残っていない人もいるとか。

少ないサンプル数のみで普遍的な男女差を云々するコトはできないが、
少なくとも周囲の人たちに関しては、どうも女性の方が幼い頃の記憶を残す傾向のようだ。

さて、記憶の中に少しばかり残っている小学生時代を思い出してみよう。
と、学校内の記憶が少ないコトに気付く。

せいぜい授業中に兄たちの教科書(主に中・高校の理科系)を読んでいたり、
するコトがないときは仕方なく授業を聞いていたりした程度だった。

最も印象強く思い浮かべられるのは、当時の通学ルートだ。
そういえば、よく帰りがけに遊んだっけな。だから記憶にも残るのだろう。

歩いて片道15分ほどあって、市の中心部にある学校から古い住宅街の中の道を通り、
台地の端の神社の前を抜けると川があって、そこから先の低地は一面の水田の中。

遊び場は小学校の目の前にあった駄菓子屋に始まり、住宅街の迷路のような小道の数々、
神社の参道脇にあった小さな公園や空き地、そして川や田圃の畦道と、無数にあった。

そこの三芳野神社には天神様がある。ときたま鳥居をくぐり細道を奥まで通って拝んでは
みたものの、遊びすぎが祟ったか勉強は今でも苦手だ(読書好きではあるのだが)。

そういえば、帰りが怖いなどとは、あまり思わなかったなあ。
むしろ行きよりずっと楽しかったのだが。まあ時代が違うといえばそれまでか?

ともあれ、電車に乗れば東京都心まで1時間という近郊の市ながら、ちょっと
市街地を外れれば今なお田畑が広がるというのは、非常に良い環境だったと思う。

だが、そのコトを実感するのはオトナになってから。
幼少の時分は、そんなのお構いなしに半自然と戯れていた。

それこそ、学童唱歌のような世界の中で、ね。

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