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2007/11/06

科学系ヨタ話(2) 長い名前のシステム

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今年の秋は、ほとんど仕事で潰れている。
いやまあ自営業だから仕事が途切れず入ってくるのは
とても歓迎すべきコトなのだけれども。

科学系の講演会などは好きだから、機会があればできるだけ参加している。
が、仕事が多くて参加できなかったものも多い。
というワケで、先日見逃した科学系フォーラムで、昨年のネタを。

地球環境のデータを集めた「システムのシステム」を作るのだという内容だった。
同じ科学系でも、分野によってコトバが違うし数字の扱いも違う。
それを集約するためのシステムを作り、相互に活用しようというのだ。

ヒトの知識が広く深くなっていくのに伴い、
コトバは常に細分化され続けている。
同じ科学系でさえ、ちょっと分野が違ってしまえば用語もまるで違う。

バビロンに塔を建てて神の怒りに触れたからコトバが分かれたとの言い伝えも
あるが、むしろ順序は逆ではないかとも思う。なぜなら塔を建てようとする
だけの技術力を持った時点から、すでに細分化の芽が出ていたはずなので。

一方、「現地の言語に明るくなくてもテクニカルタームで言いたいコトが伝わる」と、
多くの技術者の連中が、しばしば海外に行って感じるのだそうだ。
同じ分野の言語というのは、それほどまでに強い絆になる。

ヒトはやはり、小さく密な集団に分かれていこうとする傾向があるらしい。
分かれた挙句、不毛な対立抗争をしたりして消耗し憎しみを蓄積し続けるコトが
実は神の呪いだったりするのだろうか。

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