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2008/01/18

たまには時事ネタ(6) 瞑想告解

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年越しとなった臨時国会が終わって、今度は通常国会が始まる。
どうせ例によって喧々諤々侃々囂々するのだろうと思うが、
議論がどんどん大仰になっていったり専門用語が並べ立てられたりしていて、
おまけに見ていて嫌気が差すような敵意のこもった皮肉などもあり、なかなか要点が見えない。
詰まるトコロ、政治家みたいな仕事は、そういう世界に入り込んで
きちんと勉強していないといけないというコトなのだろう。

だからかね。二世議員が目立つのは。
そもそも経験を積む機会のない者は、その仕事に就く資格がないような感じで。
こうして世襲制が作り上げられ定着していく。そういう構図だ。
しかし世襲制が続けば、どうしたって隔絶された世界が出来上がる。
つまり政界というのは、放っておけば庶民に縁遠いモノとなってしまうような
困った性質を内包した存在なのである。

たしかに今のご時世、政治という世界に魅力や“やりがい”を感じる人など多くないのかもしれぬ。
ハナシは変わるが、儒教などは、統治を容易にするための道具でもあるらしい。
だから古代日本は必死になって輸入しようとした。他の宗教も政治の道具になった。
そういった道具を採用したのは、国内の統治を強化し国力を高めるため、
そして軍事力を充実させ国際的交渉力を強めるため。
などと考えてみると、政治の世界も知的好奇心をそそるかもしれないのだけども。

世界を変えると信じて行動してきた人は無数にいる。
しかし、その結果を出せた人は、きっと多くはない。
そこまで行かなくてもいいから、せめて参加してみたいと思うのは自然なコトだろう。
さらに、あわよくば僅かであれ何らかの影響を及ぼしたいはず。
世の中の全員の向かう先が議会であるはずはないけれど、
投票所に行った感触くらいは味わえないものか。

そういえば、海外では財界で成功してから政界に転じる人も多くて、
最近では大手企業経営を経て大統領になった人も出てきているくらいだが、
日本では国会議員クラスまで含めてみても多くないのではないかな?
きちんと仕事していれば芸能人や作家上がりでも評価されているのだし、
そういう連中も含め、いろいろな出自の人間が、もう少しくらい議場にいても面白かろう。
あとは、せめて分かりやすく議論してくれたらいいんだけどなあ。

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