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2008/01/26

善くはないが、良くあるハナシ

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最近知ったが、お偉いさん方がお偉いさん方のために
多額の調査費を費やして定期的に出してる経済報告などでは、
今でも相変わらず堅調だとか安定成長だとか書いてるらしい。

いよいよ経済が実際の庶民生活から乖離しているのだろう。
そしてそのことは「その時点の政府」への不満を強めるだけ。
これでは、誰が政権を担当しても支持率下落を止められない。

選挙のたびに主力政党が入れ替わり立ち替わり、
体制だけが変わり続け、実のある政策は何も打てなくなる。
で、人気を博すのは突飛な政策を唱える政治家だったりする。

その政策が今の実状に合うかどうかに関わりなく、ソイツは
「現状を打開してくれる(かもしれない)」という人々の期待感に
上手に乗って、群雄割拠の世の中を見事に統一してくれる。

そのカリスマ政治家の仕事を進めやすいようにと善意で整えられた意思伝達体制は、
しかし独裁を招き、そして政治家は華々しく、しばしば無数の人々を道連れに、
自ら(および取り巻きの)作り上げた体制とともに散っていく。

あるいは独裁カリスマに恵まれなかった国であれば、
国際的な影響力も国内の活力も着実に低下していき
そして「普通の国」が出来上がる。

まあ得てして、黄昏を迎えた国家の運命などというのは、そんな具合だ。

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