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2008.02.11

たまには時事ネタ(11) 貧富の差が拡大したら食の安全が脅かされて社会不安に陥って以下略の件

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食事といえば、昨今は「食の安全」が頻繁に取り沙汰されている。
2月に入って、手作り用の餃子の皮が飛ぶように売れているとかいう。
顔の見える相手に毒を盛られるなんて心配は、さすがに少ないもんな。

「顔の見えない人が作った食品よりは、機械で作られた方がまだマシ」
なんて思うようになるのかと思ったりしたのだが、そうでもないらしい。
自宅で作りたいと思うのが普通のようだ。一過性かもしれないけれども。

しかし、きちんと自宅で調理するにしても、その食材や調味料などが
ホントに安全で安心できるのかどうか、という心配は払拭しきれない。
それこそ目の前の畑から、あるいは目の前の海で得たのでなければ。

とはいえ、自給自足できるほどの農地や漁獲を持てるのは、相応の
環境に生まれ育って、かつそれを受け継ぐ決意をした者に限られる。
一方、都会に生まれ育った者には、そういう機会自体が非常に少ない。

そもそも、貧乏生活をしていたら抜け出すのも容易ではない世の中だ。
他のさまざまなコストとともに食費も抑えたいし、忙しい日々の生活の中で
時間も節約したいとなれば、冷食など安価で手軽な食材に頼らざるを得まい。

食品を作ったり流通させたりする企業は、そういうトコロをターゲットに
安く手軽で、さらに味や満足感などにも工夫を凝らして商売している。
そのため、大量生産・流通一元化などの取り組みが常道となっていく。

そんなワケで、誰がどんなふうに作ってどんな感じに運ばれてきて
店頭に並ぶのか、そんなのも全く分からない社会なのは致し方ない。
多少の不安はあっても、とりあえず食わねば生きていけないのだし。

しかし、原因は何にせよ、衣食住に関わる不安てのは厄介なもんである。
「米よこせ」「パンよこせ」が契機となった政変など、数知れないではないか。
この国も、「一億総中流」が崩れた後、もはや先が長くないのかもしれんな。

……などと、
仕事の合間に冷凍食品を電子レンジで温めて食いながら思うのであった。

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