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粘性の低い客?

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たしかに、職業に貴賎はないのだけれども、職業によっては
背負わねばならないリスクや必要とする技能、職務経験などに差があって、
それが待遇の差をもたらす一つの理由になっているのである。

でも、それだけで決まるワケじゃないんだよな。
実際のトコロ、正社員か、あるいは派遣かバイトか、はたまた管理職か自営業か、
そういった、しばしば実態と乖離しやすい「名札」で大きく左右される。

とはいえ、リスクの高い仕事をしている人に対して、
その仕事を引き受けるに足るだけの報酬を用意するのは
誰だって当然だと思うはずだろう。

「失敗したらどんな酷い扱いを受けるか分からない」
なんて状況であったら、よほどの額を積まれなければ
正直なトコロ誰だって受けたくないのではないか。

世の中が、「何をしでかすか分からない」ような客ばかりになれば、
サービスを提供する立場、あるいは“プロ”と呼ばれるような側としても、
それなりに高い料金を請求したくもなるというものではないか。

プロであっても間違いはあるし、
ヒトである以上は完璧なんてあり得ない。
そう思って委ねるのが、良き客としての姿勢かなと。

良い客には、安くサービスしてくれると嬉しいな。
……あ。誤解なきよう為念。
それは嬉しいだけでなく、客の教育にもなると思うので。

歯医者でも床屋でも酒場でも定食屋でも家電量販店でも牛丼屋チェーンでさえも、
2~3回も行くと「なじみの客」扱いになってしまうもんだから、そりゃ一体全体
何故なんだろうかと考えてみたりした過程が、こんな感じだった。

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