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2008/05/22

役に立つか苦言かどうかは受け手次第(1) 「子供叱るな来た道だ、年寄り嗤うな往く道だ」

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ふと、格言や故事成句に詰まらぬ解釈を試みようと思い立ち、突然だがシリーズ化してみるコトにした。

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この言葉は、教育や福祉を考える上でも重要だ。
今の自分とは違う立場であっても、関係が全くないワケではないのだから
そのコトをしっかり意識しなさいというふうにも解釈できるだろう。

先進国の住民というのなら、そういうトコロに無関心でいてほしくないし、
ましてや無関心ゆえの酷な扱いをしてしまうなど、避けてほしいものだ。
だから、安易に叱ったり嗤ったりしないよう、願いたい。

本人の能力不足でできなかったコトについて、
周囲から叱られたり嗤われたりしても、どうしようもないものである。
どうしようもないという感覚は行き場がなくて本人の中に鬱積する。

鬱積したソレが、本人の中で強い自己免疫作用を働けば
精神的な病にもなりかねないし、さらには周囲に対する
反発として噴出したりして、結局は誰も幸せになるコトができない。

しかし、然るべきときには叱るべくして叱っても良いとは思う。
ただ、その際には、かつて自分自身がどのように叱られたのかを思いつつ、
叱られた側がその後どのように考え行動するかを念頭に置くべきだ。

それは自分の子供に対しても、他人の子供に対しても、
ひいては誰に対しても、人の子であれば同様に思ってほしい。
なんにせよ、長い目で見れば、短気は損気というワケなのだから。

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