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2008.05.09

自称逸般塵の不通の日記(6) 太平洋から眠りを覚ますEEW

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連休中に撮影してきた12GBくらいの写真データを取り込むのに、
古いカードリーダーは昼寝できるくらいの時間を要した。
そうして取り込んだRAWデータを処理するにも、
型落ちのPCでは1日仕事になってしまう。
PCはともかくカードリーダーは新調しようと決意するのであった。

そんな具合で深夜に現像処理をしていたところ、
小さな揺れに気付いた。地震が来たのだ。ちょっと大きいかも。
ちなみに、動物的な臆病さを持ち合わせているせいか、
昔から地震などの気配には敏感に気付く性質で、
しばしば震度2程度の揺れでも熟睡状態から目覚めたりする。

棚の上で冷却ファンをフル回転させて処理中のPCを見上げる。
ここで大きな地震が来て停電になったりして
連休中の写真データが全滅してしまったら困るなあ。
こういうときにはUPSがほしくなるものだ。
無事だったら購入を検討してみようか。

とか思っているうちに本格的な揺れが到達。
やはり大きめの揺れだったが、大きな被害が出るほどではなさそうだ。
携帯端末を引っ掴み電源を入れアンテナを伸ばしてワンセグを起動。
「緊急地震速報です」の音声が流れたと思ったら通常の番組に戻った。
普通の地震速報ではなくEEWが流れたってコトは、大きかったのだな。

考えてみれば、コレの本番の音声を聞くのは初めてだった。
とはいえ、5/8未明の茨城県沖も4/28未明の宮古島沖も、
結果として警報は「間に合わなかった」ようである。
ただし、竹橋の庁舎の中の人たちの弁護をするならば、
まだまだ改善の余地は沢山あるのが現状のシステムだ。

世界トップクラスの地震大国で人口密度も高く経済力や技術力がある日本。
研究の末に巨大な観測網と予測システムを作り上げてリリースしたものの
まあ現時点では、まだまだ実証実験をしているような段階だ。
ただし、その実験の対象は1億人あまり。
なので人々の反応なども考慮しつつ慎重すぎるくらい慎重にやってるらしい。

たとえば「大地震」の誤報でパニックが生じるのを恐れる声もあった。
警報発令のレベル設定なども、いろいろ検討を重ねたらしい。
しかし、まだ「間に合った警報」の例はないし
「大地震の誤報」もないので実際のトコロは分からない。
こういうコト一つひとつも、1億人が経験していかねばならんというワケだ。

まあどうせ待っていればいずれ大地震が来る
ってのは火を見るよりも明らかだからな。
日本てのは、そういう意味では、この実験にはうってつけの土地柄だ。
それをやってみるというのだから、
そういうモノとして付き合うのが良いだろう。今のトコロは。

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