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2008/05/13

自称逸般塵の不通の日記(9) 5月4日のメモ

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朝から晴れて暑い
寝不足に負けぬよう朝食は吉野家で豚丼大盛りギョク
南方周辺はファストフードや丼飯屋に事欠かないので気楽だ
しかし歩くのが面倒になったので地下鉄へ
(このあたりでは高架線だけど地下鉄)
駅の入り口には立ったまま燃え尽きて白い灰になった吸い殻があった
おまえは武蔵坊かそれともジョーか

新大阪からの新快速は信じられないほどの混雑だった
京都に9時という予定だったが少し遅れて
0930着くらいになってしまう時間の列車
でも荷物と立ち位置をキープするのに精一杯で
とてもじゃないが親父にメールする余裕もない

新快速から吐き出されてみれば京都駅は芋洗い状態
立ち止まっているだけで人にはねられてしまう
こんなのが夕方頃には昨日のように河原町あたりの鴨川畔にでも集まるのだろう

親父に電話してみたら祇園あたりにいるらしい
弟子の女の子が舞妓さんコスプレをする予定なのだった

バスも酷い行列だと思ったら大原行きだけは空いていた
市バスではないので人気の1日券に対応しないのが理由だとか

前方には若い夫婦と赤子と祖母らしき集団がいて、ちょっと邪魔
まあ少し悪者っぽく声を掛けて両替機のトコロまで通させてもらう
祖母が赤子を連れて最前列左側の席に
というのはよくあるハナシだけれども
夫婦が右側に陣取るのはいただけないなあ

抑制されるコトもない未分化の感情のままに赤子は
何を見ても「あ゛ーーーー!!」と最大音量で叫ぶ
赤の他人には少々耳障りだとも思うが
目に入れても痛くないくらい可愛いとしか感じられない当人たちにとってみれば
よもやそういう人がいようとは夢想だにできまい

三条京阪バス停で降りる人は他に誰もいなかった
親父に電話したが出ないので鴨川の河原に降りる
どこでも橋の裏側は独特の世界があるのだよね
下の石積みの壁が低かったので飛び降りてみたら
目の前にはシロツメクサの群落
怪しい雰囲気を感じて眺めてみれば奇形群落だ
手当たり次第に摘み取ると4小葉や2+2小葉や4+1小葉があったりして
予想通り怪しい群落だった

そうこうするウチに親父から連絡があって
「三条白川あたりにいる」というのだが
具体的な場所の説明が要領を得ないので
動かず待っているように伝えて歩き出す
ほぼ1ブロックだから10分も掛かるまい

微妙に併走するカタチになった老女2人連れは
これまた大声で喋りながらしかも左右にウロチョロ
速度も一定せず抜きつ抜かれつの展開に
しかし先方からは雑草ほどの存在とも思われていないご様子
進路を邪魔されること数回を経てようやく距離をとった

三条通りの白川橋では
しかし親父は見つからず
電話をみれば一瞬で切れた留守電が残っていた
こっちが切れそうだ
やはり1駅だけでも地下鉄に乗るべきだったか

電話してみると白川沿いに南へ移動中とかいう
本人が方向音痴で優柔不断なだけでなく
「京都通だが方向感覚はイマイチ」という
もう一人の弟子が引き回しているらしいので
とてもじゃないが捕まえられない
リアルに平安京エイリアンをしてるような気にさせられた
先回りできるなら落とし穴でも掘ってやりたいものだ

紆余曲折の末ようやく知恩院の三門前で合流
そして舞妓コスに変身完了した弟子とも落ち合う
親父がしきりに撮っとけというので少し撮影してみたが
真っ白に化粧した肌は快晴の陽射しに飛びそうで露出に困る
デキはともかく後日データを渡してやろう

2人の女弟子から離れたがる親父に付き合って別行動へ
しかし円山公園-八坂神社-四条川端と移動したものの
親父は暑い中を歩き回ったせいか調子が良くない様子
まだ午前中だから下鴨神社あたりなら観光客も少なく涼しいだろうと
出町柳まで京阪に乗って移動するついでに駅で水分を補給する

真夏を思わせる陽射しの河原は人手で一杯だったが
やはり神社の境内は静かで涼しい
水分を追加補給しつつ散策して親父も元気が戻ってきた様子

境内の馬場では流鏑馬のための柵がそのままになっている
柔らかい砂の表面には規則的な凹凸があり
ときたま的板の破片などが落ちている
馬糞の匂いも漂っていたりして
まさに流鏑馬の祭りの後の雰囲気のようである

本殿前では「古武道奉納奉告祭」が行われていた
通りがかりには祭礼の前に奉納する武術家たちが居並んで
準備している様子も見掛けた
しかしまた混雑に巻き込まれそうになったので退避する

その後は鴨川畔など歩いてから塩分を求めて蕎麦屋で遅い昼食
そして審査を明日に控えた親父は少しばかり練習をしたいという
弓道大会会場の施設では古本市も開催されていて少し危険だったが
気に入った古書は値段が届かず事無きを得る

練習の様子を少し見物したが
いつものコトだが遠征先ゆえ親父の調子はイマイチのようだ
良くないのは本人も分かっていて
それゆえ余計に変な力が入っている
といった具合に素人目で見たままを伝えて帰る

帰りは阪急に乗ったが
日が暮れて車窓は景色も見えないし
さすがに疲れていたせいか座ってすぐ寝てしまった

今夜の夜食はホテルの自販機のカップラーメン
明日はチェックアウト時刻ギリギリまで居られるので
写真データを携帯端末に取り込んでメールしたり
日曜深夜の番組などを見つつ遅くまで起きていた

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