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2008/07/09

たまには時事ネタ(22) 生きるのに力が要るんだってね

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今の学習指導要領は、「生きる力」を重視しているのだというけれど、
なんとも玉虫色の言葉であって、具体的な教育内容をイメージし難い。
(具体性に欠けるといえば、「美しい国」なんて言葉もあったっけな)

「ひまつぶし」などという言葉を、ネット上でよく見掛ける。
生きるのに必死でいる必要がない今の日本社会を端的に示すものか。
逆に、必死になって力を振り絞ったとしても成功の期待は薄いもんな。

ヒトは、必要がなければ自活しようとしないイキモノなのだと思う。
自立した生き方には精神的にも肉体的にもエネルギーが必要だから
そうせずに済む状況であれば節約をしようとするのは生物の基本。

「昔、平均寿命が40歳程度で16歳で成人とされた時代があった。
単純比例とすれば平均寿命80歳の現代では30代半ばでようやく成人。
親の寿命が迫って、ようやく子はオトナになろうとするのでは」

そんな意見を、U君は言っていた。そういえば、誰が言ったか忘れたが
「ヒトは自己家畜化に成功した生物」とかいう言葉もあったっけな。
ヒトの在り方が、そもそも生きる力から遠ざかろうとしているのかも。

生物の進化する方向は、いったん決まると必要以上の域まで突き進み、
しばしば繁栄の要因となった特性そのものが滅亡の原因となったりする。
果たしてヒトは、ヒトゆえの特徴を、種の維持に役立てられるだろうか。

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