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2008/09/10

出張旅行記(20) 仕事より歩いている時間の方が長い件

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今年は、昨年と比べると出張が少ない。
景気低迷が身近に迫ってきたのかもしれない。
……と思っていたら、ようやく入ってきた。

出張そのものも1カ月以上なかった
しかも東海地方以外となれば約5カ月ぶり
個人的な旅行を含めても、
5月の連休で関西に行って以来である。

2週連続の出張。まずは、大阪へ。

往路は毎日運行ではない列車を選んだ。
それも、新大阪止まりの300系のぞみ。
要するに、混まないだろうってワケ。

席はE席、つまり向かって右端の2列並びの窓際。
東京駅では隣も後ろも斜め後ろも空席だった。
前の席にも1人だけ。左右後方の対人的余裕を
考えると、非常に贅沢な空間といえる。
(新横浜で後ろの席は埋まったが隣は空席のままだった)

今日のカツサンドは、「まい泉」にした。
ちょっとだけ贅沢をしてみようという程度。
例によって東京駅を出てすぐ、
都内の車窓を眺めつつ食う。

大井町のあたりだったか、低層ビルになってる
住宅の上に大きな窓のついた小さな物置があって、
その窓に、漫画化されて赤いシャツを着た黄色い熊、
のぬいぐるみが見えたりしたのは睡眠不足か。

そうそう、日頃の睡眠不足に加えて前夜も徹夜で
眠かったのだ。おかげで車中ほとんど寝ていた。
途中で覚えているのは、新横浜のホームくらいか。
まあ慣れた景色なので寝ていても構わないのだけど。

新大阪から、寝ぼけた状態のまま大阪駅へ。
時間的には余裕を持って動いているので、
大阪-梅田の駅周辺を少しばかり散策するが
どうも眠気が完全に抜けてくれない。

取材先には阪神に乗らねばならんトコロを
阪急の駅に入り込んでしまったり、
急行までしか停まらない駅で降りるはずなのに
特急に乗ってしまったりと、散々だった。

まあそれでもアポイントには間に合ったし、
仕事そのものも大きな問題はなく終わった。

さて、それじゃあもう少し、久し振りの関西を歩こう。
(会いたい人はいるんだけど、うまく連絡がつかなかった)
帰りの新幹線には500系のぞみ列車を指定してある。
そのせいもあって、ちょっと遅い時間になっている。

京都か神戸か、どっちに出るか少し考え、
今回は新神戸に決めた。久し振りに滝を見たい。
新神戸駅の裏山、すぐそこにある布引の滝。
案内では0.4kmとか、書いてある。

仕事で目が覚めたので、標高差が400mあっても
きっと歩けそうなくらいの気がしているトコロに
道程で400mは物足りない気もするが、まあいい。
のんびり撮影しながら歩けば、時間も潰せる。

まだまだ暑い、夏の平日の昼下がり。
滝への道には、ほとんど誰もいない。
濃い緑の下の道は風が通らないので、
爽やかなどころか、むしろ蒸し暑い。

さらに登っていくにつれて体温は上がる一方。
この夏は運動不足だった。身体も重く感じられる。

ときたま立ち止まっては汗を拭い、扇子で扇いで空冷する。
せめて少しは身体を冷まそうと撮影にも時間をかける。
というか、滝壺の周辺は暗くシャッターも低速になりがち。
身体を安定させなければブレてしまうので、時間がかかる。

とはいえ残暑の頃ゆえ日が傾くのは早い。
雄滝の滝壺を撮り終えて振り返れば、
暮れ始めた空をロープウェイが渡っていた。
秋の始まりを予感させる、深く澄んだ青色。

下っていくと、駅の手前で川縁に降りられる。
小さな谷間を跨ぐように駅が設置されているのが分かる。
繁華街の三宮から地下鉄で一駅でしかないトコロなのに、
これだけ山が近いのだから、このあたりは面白い。

帰りの列車は、のぞみ50号6号車19番A席。
またしても右端、ただし今回は3列シート側の席で。

前席背面のポケットを見れば、前の乗客が
立つ鳥・跡を濁す如く残していったと思しき
乱雑に折られた日経新聞(苦笑)とチューハイ空き缶(嘲笑)。
だが、もう面倒なので放置しておくコトにした。

そんな席に足を投げ出して座ってみると、
ちょっとだけダメリーマンになった気がしたりもする。

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