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2008.09.14

出張旅行記裏話 アウトサイド人の身分不証明

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最近、旅行や出張に関連したサービスの利便性向上が著しい。
それこそ、出張に出るたびに新しいサービスを目にしている
のではないかと思うくらい、急激に発展している。

たとえば航空券のオンライン購入手続きなどは、マイレージカードに
加えてクレジットカードを持っていれば非常に簡単に済んでしまう。
電子マネー搭載携帯電話でも、クレジットカードとの連携によって
その場で特急券やグリーン券を購入できたりする。

こういったサービスが登場するたびに、
クレジットカードを持っていないことを残念に思う。
自営業だからというよりは過去の失敗によるものなので、
言わば自業自得だったりはするのだけれども。

しかし、例えば某レンタカー会社の規定では、運転免許証の
他に身分を証明するモノを求めるようになったらしく、
提携クレジットカードを持っていない場合には、住民票だの
パスポートだの、他の身分証明手段が必要だとされた。

これは、持っている者が便利になるというより、
持たざる者はむしろ不便を被るというワケである。
かつて2㌧トラックを人殺しに使った男がいたので、
そのような犯行への牽制策なのだと推測される。

クレジットカードを持たない(持てない)人というのは
社会のメインストリームに属していない人にも重なる。
ゆえに大勢には影響ない、という考えもあるのだろう。
影響が及ぶのは一部の“例外”に過ぎないのだと――。

だが、いったん非主流派になってしまえば元に戻るコトは難しい。
だいたいそれぞれ固有の事情があったりするものであり、
その個々の事情を完全に排除しなければ「普通」になれない。

逆に言えば、枠に収まる者でなければ身分保障しづらいってコトか。
社会の全体最適化が急ピッチで進められていく今の時代において、
まず型に填る者たちが優先されるのは致し方ないコトなのかもしれない。

とはいえ、埒外に身を置くようになって久しい者として思うのだが、
持ってない場合の利便性が低下するコトがあるという可能性を
過去に見通していなかった点について反省すべきなのだろうか。

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