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カネが融けて流動性を持つと、他のカネを取り込んで混ざり合い、 リターンとリスクを伴って戻ってくる。これぞ天下の回し者、と。
まあそんな錬金術は天の下、人の間でのみ通用するのだろうけど、 このカネってのはモノの代替品なワケで、モノと同様にヒトの間や ヒト集団の間を行き来していくのだから、そんな流通網に汚染が 入り込んでしまえば、どこまでも広がっていくというワケだな。
要するにリスク汚染された金融商品は、まさに食品汚染と変わらず、 また新種の感染症などと同じく、全世界へGOしてしまうのであった。
2008.10.03 たまには時事ネタ | 固定リンク