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2008/10/16

ゴカイ類は環形動物門多毛綱、ミミズ類は環形動物門貧毛綱

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「隣は何をする人ぞ」
秋が深くなってくるとつい口をついて出るこの言葉
今の世の中では疑念や不安の文脈に置かれてしまう

何をするか分からないから怖い
怖いからコミュニケーションしたくない
コミュニケーションしないから余計に分からない
分からないから怖い

時間を切り売りして稼がねばならぬ世知辛い今の世
独り者はもちろん家族もそれぞれ多忙だったりする

「忙しいからコミュニケーションしない」
なんてのが最初だったのかもしれないが
いずれにせよ正のフィードバックで悪循環
まさによくあるコトだがよくないコトで

一人ひとりにとっては少しずつの変化であったろうけど
それが社会全体でみれば巨大な量的変化となっている

「誰に見られても後ろめたくないように」
という考え方が死に絶えた今の時代だからこそ
「誰が何をしているのか分からなくて怖い」
となったりして不安が募って疑心暗鬼となる

そこに思考停止が加われば対症療法しか目に入らず
短絡的に「誰かが監視してくれていれば」と願う

治安の維持向上を主務とする官僚組織はもちろん
民間人や企業も「とりあえず作ってみた」的に
監視ニーズを気軽に満たしてくれるものだから
今となっては網の目の如くに監視カメラだらけ

でも同じく他動詞の「見られる」とはいえ顔見知りの
隣人でなく見ず知らずの何者かでは別の不安も生じる

社会が誰かに監視の権限を与えるのであれば
その権限の乱用を避けるためにも他の誰かが
監視者を監視するような仕組みが欲しいトコロ
さらにその監視者監視人も誰かが監視して……

どうも違う方向の悪循環が回り始めてしまったようだ
やっぱり不信の連鎖は容易に断ち切れぬものなのか

さらに加えて逆方向の不信感連鎖まで生じる
自分を信用してくれないような相手など
誰が信用しようとするものかなんて感情は
ヒトの心理としてごく普通にみられるもの

何らかの行為に際しての意図は常に誤解されるものと
思っておくというくらいの対策しか今は思いつかない

理解されないのではなく誤解を避けられないので
そんな嫌な誤解を見ずにいたいなら関係者意識を
持たぬか薄めてしまって「どう思われようと
知ったこっちゃない」とでも思っていればよかろう

もちろんそれは隠れた善意の方向性を持ってやられねば
今の悪循環をさらに加速するだけに過ぎないのだけれども

ともあれ大義名分に関しては反対のしようがない
たいたいにしてそういう性質のモノゴトだからこそ
大義名分という扱いになるものなのだけれども
しかし諸手を挙げて各論賛成しているワケでもない

それこそ正義の刃なんてのは諸刃の剣なのであろう
振り翳す際には必ずリスクが伴うものと認識すべし

ヒトは善悪を知る木の実を口にしたとか言われてるが
要するに善悪の認識はヒトの脳内にあるのであって
それに由来するものが「正義」の刃なのだから
なんともアテにならぬものだと思うね

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コメント

突然ですが17日は休載しますので悪しからず。

まあせっかくだからついでに過去ログでも。
http://yorimichishilube.way-nifty.com/log/2006/10/post_d6d5.html

投稿: y | 2008/10/16 01:15

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