« たまには時事ネタ(39) 夜景、死に水 | トップページ | 自称逸般塵の不通の日記(54) 他に、利すべきモノを持てるか »

2009/02/01

自称逸般塵の不通の日記(54) 遙かなるジョージア

20090201_epsn6738_1ts


u君が贈答品を買うのに付き合って
百貨店の酒売り場を歩いていたら
見慣れぬ瓶のワインを見付けた。

ガラス瓶ではなく陶器の瓶のようだ。
グルジア共和国産のワインだという。
気になるので買ってみるコトにした。

ユーラシア大陸を東西南北に結ぶ交易の
要衝であり、コーカサス山麓の温暖な
気候の中に伝統を守り抜くキリスト教国。

しばしば諸帝国の勢力に翻弄された
歴史があり、昨年にもロシアとの紛争に
苦しめられたコトが思い出される。

日本で知れる彼の地の様子は、その程度。
しかしワインの美味さなんてのは、
やはり飲んでみなけりゃ分からぬ。

而して飲んでみれば驚いた。こりゃ甘い。
いわゆる西欧系ワインの「甘口」
というのではなくて、本当に甘味。

考えてみれば日本で買えるワインは
西欧諸国やその影響を強く受けた
新大陸系のワインが大半を占める。

でもそれは「葡萄を醸した酒」の中の
狭い一つの分野に過ぎぬのではないか。
そして他を見落としてたりしてないか。

実際のトコロ、この甘いワインの方が、
かつて地中海世界で広く親しまれていた
本来の姿を残していたりするかもしれない。

|

« たまには時事ネタ(39) 夜景、死に水 | トップページ | 自称逸般塵の不通の日記(54) 他に、利すべきモノを持てるか »