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2009/03/16

理系用語で読み解く社会(41) 疑念トロピー増大の法則

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最近、ある仮説を立てた。
疑惑とか疑念とか不安といったものは
時間の経過につれて増えこそすれ
減じるコトはないのではないか、と。

たとえば一人で考え込んでしまった状態。
疑いだしたらキリがなく、疑えば疑うほどに
何も信じられなくなっていって、
ついには自分自身さえ疑ってかかるようになる。

もしかしたら社会が100人程度の規模であれば、
その疑念とか疑惑とか不安といったものを
対話を重ねるなどして解消していける
可能性も少なからずあるだろうけれど、

今の社会は関係するヒトの数が多すぎて、
それが皆して勝手に言い放つものだから、
解消するどころか混乱を増すばかりであり、
疑念とか疑惑とか不安といったものも増える道理。

そうするとヒト社会というのは、あらゆるヒトビトの
疑念や疑惑や不安に満ちた状態となって、
遂には誰一人としてそれを解消できぬまま
熱的死を迎えるのであろうか。

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