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2009.04.16

役に立つか苦言かどうかは受け手次第(22) 禍いは忘れた頃を狙って人がつくる

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だいたいにして強硬な態度というのは
基本的に全体最適化から遠ざかる道であるし、
先の先まで考えてみれば自らの身にも得とならない。
それが世の常というもの。

たとえばミサイルの発射基地を叩けるような
報復攻撃能力を持つコトを検討している連中もいるが、
その報復攻撃が想定される相手にしてみれば、
基地を隠蔽したり可動式にするなどの対策があろう。

これがイタチごっこになるのは間違いないだろう。
抑止力というのは、相手の行動を抑止すると同時に、
後々の自らの行動範囲も抑止してしまうものなんだよね。
要するに東西冷戦時代の再現となるだけ。

おっと、単なる再現ではない、縮小かつ劣化コピーだ。
ある意味で戯画化。必死なだけに、余計に滑稽。

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危ないという情報が氾濫しすぎた結果、
多くのヒトビトは何が本当に危ないモノゴトなのか
まるで分からなくなってしまったようである。

しかし日常の慣性力は常に強く働いている。
国民の喚声や政府の管制などは、
そうした慣性力の最たるものとはいえないか。

ヒトビトが過去の教訓を忘れたとき、
悲劇的な結末へ向かわせる道筋が完成する。
くれぐれも、そんな陥穽に陥らぬよう。

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