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2009/05/21

自称逸般塵の不通の日記(85) 久々のラッシュ

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先日、仕事で都心へ出た帰りには、
たまたま帰宅ラッシュの時間に重なったため
かなり混雑した電車に乗るコトになった。

疲れを見せつけるような背広姿が乗ったり降りたり
立ったり座ったり隙間を奪い合ったりするのを
半ば辟易しつつも半ば興味深く観察していた。

途中の乗換駅で、目の前の席が空いたので座った。
隣には同じ駅で一瞬早く席を確保していた紺の背広の男。
コイツが席の幅を大きく逸脱しているのに、後から気付く。

反対側の席は細身の女性なので狭くは感じなかったが、
7人掛けを鋼管手摺で2-3-2に区切ったベンチシートの、
ドアから3番目に座っているのに膝から手摺が遠いのだ。

男は、見たところ三十路半ばで、身長175cm、体重90kgくらい。
この身体の幅や厚みに加えて斜めに座り込んだ姿勢が逸脱の理由。
空席に急いで座ろうと滑り込んだまま、停止していたようだ。

男が大きな顔の目の前で弄っているケータイの画面は、
その斜めの姿勢のおかげで、否応なしに見える。
というか見せつけられているのも同然だ。

目に入ったのは、書きかけのメールであるらしい。
「電車内は異臭を放つオッサンばかりで鬱になる、云々」
そんな内容の文の末尾に、顔文字を入力しようとしている。

直後、その男の側から咄嗟に顔を背けた。
見てしまったという罪悪感だとか、彼の頭髪の油脂性の匂いなどより、
もっと大きな理由が他にあったコトは、言うまでもあるまい。

しかし駅からの帰り道を歩きながら、ふと思った。
これに類する行動を無意識に行っていないとも限らぬ。
ときたま点検するようにしよう。なにせ後姿は自分で見られない。

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