たまには時事ネタ(51) 何というか常に新鮮な感覚が、良くも悪くも
第6段階宣言が出たってコトは、いよいよ公式に
本格的なものとして認定されたワケだな。
疫病の汎世界的流行は人類の歴史に於いて何度も
繰り返されてきたが、同時に常に新しいものでもある。
なにせ「100年に一度」=「未曾有」とされる世の中
といっても経済危機など大戦期以来、100年未満だが。
なにしろヒトってのは忘れるものでね。いろいろと。
パンデミックとされるインフルエンザ流行だって同様。
大戦後にも相当な規模で流行していなかったっけ?
頻度が低いから、記憶も薄れてしまうのだろう。
一生に数回程度の遭遇率なら記憶コストも割高だからな。
おかげで、繰り返しなんだけど新しく思えてしまう。
かつて乗り越えた歴史も忘れて、恐怖に駆られる。
幸か不幸か、今の時代には情報なら溢れるほどある。
探せば、それなりの情報を得られる環境も整っている。
とはいっても知るコト自体が大切なのではなくて、
それを知った後でどう行動するか、の方が重要だ。
何となしに行動していれば、きっと前車の轍。
ヒトが自然に行動すれば陥るような罠が自然に
仕掛けられているようなもんだから、そうなって当然。
ならぬようにするには、一捻り二捻りしてやって、
ヒトの自然な行動パターンから少し外れるが良かろう。
かといって自然ならざる行動というのは難しく、
ヒトの道を外れぬような工夫もまた要るワケで。
| 固定リンク