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2009/10/30

自称逸般塵の不通の日記(123) 嵩張る老人

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しかしヒトはそもそも生物であるからして、
いずれは年老いて身体も頭脳も弱ってゆく。
すっかり中年に入ってきて、より実感する。
徐々に、身体にガタが来はじめたのである。

そんな話題を、いくつか。

1)
ここしばらくは、足の甲の感覚が変だ。
皮膚の一部の、触覚が失われている。
温度感覚や深部感覚は残っているので、
手で触れたりすると妙な違和感。

たしか少し前、さほど混んでない電車内で
立ち話をしているピンヒールOL2人組がおり、
その一方が揺れでよろけて足の甲を踏み、
他人の足を踏んだコトさえ気付かぬ風で
ひたすら話し続けた、という一件があった。
踏まれたのは安全靴の甲を少し外れた部分、
ちょうど今、皮膚感覚が薄れているあたり。
それが原因だとは考えにくいのだけれども、
ひとまず凶器を持った不注意者には要注意。

違和感を覚えてから半月ほどになるか。
興味深いコトに、少し慣れてきたようだ。
触れてみても、最初の頃にあったような
ピリピリした感触はない。
そして、ゆっくりではあるが、治りつつ
あるような気がし始めた。
触覚のない範囲が、少し狭まってきた。
末梢神経の伝達がどこかで途切れただけ
のコトであり、それを修復中というワケか。

2)
この秋には、身体が冷えやすくなった気もする。
目覚めた直後に身体が冷えて動きにくかったり、
自宅で身体を動かさず仕事を続けていると
次第に冷え込むのを、これまでになく感じる。

今夏は冷房が故障していたし、ひどい貧乏ゆえ
粗食で過ごしたコトもあって、運動量は激減した。
結果として、基礎代謝が落ちたと思われる。
その影響か、腹周りも少し増えた気がしてならぬ。
きっと内臓脂肪が多めについてしまったのだろう。
以前のように食生活を改善して散歩を増やせば、
たぶん多少は減らせると思うのだけれども、
その前に生活再建をせねばならず、暫しの辛抱。

粗食や運動不足で、満腹感空腹感も鈍ったようだ。
これまでのような空腹感はなかなか得られず、
気付けば脳に栄養が足りていない状態となったり、
あるいは逆に、満腹に気付かず飲み過ぎ食い過ぎ
てしまったり、飲食が不安定になってしまった。
先日など、友人宅で飲んでいたとき、おそらく
食い過ぎて消化不良になったのだろう、不意に
意識を失って倒れたコトもあったほどだ。
思わぬトコロで迷惑をかけてしまう結果となり、
申し訳なく思うと同時に、ショックでもあった。

u君が「肝トレしなきゃ」と言っていたっけ。
普段あまり酒を飲まずにいると、たまに大量の
酒を飲んだとき、酔いが回りやすいというのだ。
食生活でも、やはり似たようなものだろう。

3)
そんなワケで、余命20年くらいかなとも思える
くらいに、調子は低下しつつあるのが現状だ。

しかるに今の日本人は驚くほど長寿になった。
たとえば先日、バスに乗ろうとしたら、満員。
普段なら空席が目立つような時間帯なのに。
しかも、乗客のほとんど全員が老人だった。
まあ普段から老人ばかり乗っている路線だが、
それにしても多い。立錐の余地もないくらい。

老人たちは、みな非常に元気そうな様子で、
外を出歩くような格好をして、デイパックを
誰もが背負っている。何かのイベントに参加
した帰りに、揃って同じバスに乗ったようだ。
どこかで一斉に降りるのではなく、途中で
一人二人と降りてゆく。

しかし、同質の集団は、どうも好きになれん。
集団内のコトにばかり目が行ってしまって、
他のコトに注意を払わなくなるのが良くない。
同じバス停から乗り合わせた、小さな子供を
連れた父親など、かなり大変そうであった。
当然、混雑した通路に立っているほかなく、
老人団の一部が降りるたびに、辛うじて
身をよじって通路を空けていたのだけども、
それでも何度か、子供の頭が老人デイパック
に小突かれていたのを目にしている。
当然ながら、ぶつけた側は、それさえ認識
していないワケで、無性に腹が立った。

小学校に入るかどうか、というくらいの
小さな男の子。きっと老人たちの今後の
余命ほども、まだ人生を堪能していない。

その後、出掛けた先で落ち合った友人たちにも、
思わず愚痴ってしまった。
「後期高齢者の詰め合わせ、酷い」

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たとえ健康診断も受けていない不摂生中年で、
家系の上でも父と叔父が糖尿ゆえ将来的には
同じく内臓疾患のリスクが高いのだけれど、
体質的には団塊世代や、その上の世代にも
似たトコロもあるようなので、連中の生き方を
見ていると、予想以上に長生きした挙句に
身体の各所に不調を抱えて、周囲に迷惑を
かけてしまいかねん、という気もしてくる。

どうせ今後さらに進む老化現象。
アタマもカラダも、使わなければ、より早く老ける。
これから年老いても周囲に迷惑をかけぬよう、
せいぜい使ってやるとしよう。

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