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2009/10/17

別に古いからといって偉いワケじゃないのだけれども、昔は偉かった

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カメラを買おうとしている友人を連れ歩いて
中古店を巡っていて、思ったコトがある。

古いカメラの愛好家は、しばしば自分自身で修理したり、
ときには改造まで自力でやってのけたりする。

おそらく、モノに対する強い愛着や執着が、
それほどまでの器用さと根気を発揮させるのだろう。

逆にいえば、ヒトはモノに執着しなくなったら
不器用になるんでないか、という不安も。

かつては品が少なくて大切にされたという面もあろう。
だが年を追うごとに市場全体の品数は増え続けていく。

カメラの場合、古い機材は死に絶えるのではない。
ただ第一線から消え去って、中古の在庫となるのみ。

考えてみれば中古店も数が減ったものだ。
10年前からすると半減してるんじゃないか。

中古カメラ店は常に在庫が増え続けるリスクを負う。
それに耐えられず小さな店は消えていったのか。

ユーザーは増え続ける選択肢に踊らされる一方。
あえて古い機材を使おうとするのは少数派だ。

こうして日本人はモノを大切にしなくなっていく。
モノ作りの日本、も過去のものになるかもしれん。

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