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2009/11/24

変わり映えのない変化の日常の中で

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完全に入れ替わるような激変など
むしろ珍しく、たいていは
部分的に変わるだけだ。

前後で変化せぬ要素があるのだから、
変化の瞬間や様相を捉えるのが
難しいのも当然だろう。

そも生命というのは代謝の継続だ。
物質交換という変化が止まれば
それは即ち生命の停止。

流れ続ける川の中の波であったり、
燃焼を続ける炎といった比喩は
可能だがいずれにせよ、

構成する物質が入れ替わりつつも、
全体としては大きく変化せず、
徐々に変わりゆくものだ。

その、「どこがどう変わるか」
というトコロが、むしろ
重要なのだろうな。

「日常の中には非日常が潜んでいて、
混在したまま共存している」とは
以前にも書いたが、

「恒常的な変化の流れの中には
変化し続けるという普遍性が
混在する」ともいえる。

どちらでもないともいえるけど、
むしろ逆に、どちらでも
あるといいたいトコロ。

変化/不変の一面にのみ囚われず、
両側面を見据えた上で
全体を捉えたい。

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