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2009.12.28

自称逸般塵の不通の日記(131) 年の瀬も押し迫った、ある日の夕方のこと。

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携帯電話に届いたメールは、全く知らぬ相手からだった。
内容から察するに、何らかのグループに属する男性が、
そこで知り合った女性に対し、宛てたものであるようだ。
どうも、宛先を間違えて送信しているらしいのである。

このときの間違いメールは、久し振りの日本語であった。
英語やスペイン語、ポルトガル語らしき間違いメールも
ときたま届いてきて、さすがに返事のしようがないけど、
日本語なら「間違えていますよ」と伝えることができる。

無差別広告メールであるならば、送信元アドレスから
推測される携帯電話事業者の迷惑メール窓口に宛てて
転送してやれば、あとは忘れてしまったコトであろう。
だが今回は、どうやら個人対個人のメールである様子。

余計なお世話かと思いつつ、間違いである旨、返信した。
間違い電話を受けたときと同じく、間違いであるコトを
その当人が認識してくれない限りは、再発の危険もある。
後々の面倒を避けるには、その場での対応がむしろ重要。

そういえば以前は、英語の間違い電話も、何度かあった。
東南アジア方面とみられれるイントネーションの、英語。
新たに入手した番号の過去の利用者の電話相手とも思え、
厳密には違うかもしれないが「wrong number」と答えた。

ヒトは、間違えているトコロに気付かず同じ間違いを
思っている以上に繰り返しがちなもので、東南アジア系
英語の間違い電話も、けっこうな回数になったものだ。
声から判断するに、数人が平均2~3回の間違いだったか。

今回のメールでも、最初の返信では間違いであるコトを
理解されず、相手がトボケていると判断されたらしい。
追ってグループ名(?)やその中での別名(?)を伝えてきた。
もしかしたら、無視しておいた方が良かったのだろうか。

仕方なく、間違いだと認識できるような説明を追加して、
改めて返信した結果、ようやく理解してもらえた様子。

間違えて困るのは相手もさることながら本人の方である。
特にメールでは、送ってしまったら取り返しがつかない。
プライベートな関係を第三者に晒け出してしまうのだ。
そして自分自身、似た過ちをしないとは限らないので。

だから今回も具体的な内容は笑って忘れ去るコトにする。

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年末年始というのは、普段とは違う人間関係が生じがち。
今回の一件も、そんな年の瀬の無数の一場面に過ぎない。

電話番号やメールアドレスを伝える際には、書き違いや
言い間違い聞き間違い、入力ミスなどいくらでも間違う
可能性は少なからずあるのだから、伝達する機会が多く
なる時期には全体として間違い電話やメールも増える。

ただそれだけの、デキゴトといってしまえば、それまで。

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