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2010/01/07

Webへ出るなら書を捨てずに

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ちょっと前に、腕利きのDBエンジニアと話をする機会があった。
得意とするDB技術の知識を書籍としてまとめているのだという。

執筆のため全ソースコードを読み込んで細かな挙動も調べ上げ、
積み上げた内容は、かなり端折ったものの大部になるとのこと。

体系立てて書かれた書籍の情報はシーケンシャルに読者の脳へと
書き込まれるものだから、必要とする人には大いに役立つだろう。

Web上にも膨大な情報が存在しているが、断片的なものばかりだ。
そういった知識はランダムに脳へと書き込まれ、処理されていく。

もし仮に、同じ内容・分量の情報を同じ処理能力の脳に与えて
パフォーマンスを比較するとしたなら、どちらが有利だろうか。

ランダムに書き込まれた情報を、より使いやすい形にするには、
ソートしたりマージしたり名寄せしたりといった処理が不可欠。

上等な専門書は他の情報源と比べると決して安くはないが、
体系立った知識を脳内に構築するまでの時間を短縮できる。
そのために払うコストとして考えれば、安いものだと思う。

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