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2010/04/17

たまには時事ネタ(64) それでもデモを行うかい?

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大学生の頃、タイ語を少しだけ覚えたコトがある。
といっても挨拶と、少々の日常会話くらいだったが。
そのとき便利な単語だと思ったのが「マイペンライ」。
この語を置き換えられる日本語はないんじゃないかな。

そんな人たちでも我慢できないトコロはある、
というコトなのか、今の首都の混乱振りは。
終には軍とデモ隊の衝突で死傷者も出てしまった。

似たような大規模な混乱は他の国でも見られる。
大統領が追い出されるような事態に陥ったり、
あるいはテロが頻発するなど、珍しくはない。

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今の日本では、どんなデモが有り得るのだろう。
近年は国中を巻き込むほどの質・量を持ったデモ、
少なくとも戒厳令が敷かれ軍が出動するような
デモなど行われていないような印象があるけど。

むしろ目立ったのは「年越し村」くらいか?
どっちかというと受動的な印象ではある。
あとはメーデーなど恒例のものだとか、
黒服黒塗り軍歌の散発的な行進だとか、
割と日常に紛れ込んだような雰囲気かと。

要するに日本人というのは謙虚な性質が強くて、
不平の声を上げるよりも静かに消えていくのか。
でも、そういうトコロが、結構好きではある。
政治不安が治安悪化に直結しないというだけでも
大きな不安なく日常生活を過ごせるというもの。

とはいえ日本もずっとそのままだとは限らない。
経済危機による生活不安だとか政治不信だとか、
社会混乱に繋がりかねない材料が続出している。

多くのヒトビトを集め突き動かす原動力は、
こういった不安や不満や不信そして切迫感。
それが高まりつつある現状が気掛かりで。

もちろん差し迫った危機には迅速な対応が不可欠だが、
その後の長く続く環境の構築には相応の時間も必要だ。
しかし民意が暴発した状態では、そこに目が向かない。
しかも暴発が強圧を呼んで、怨み辛み憎しみの連鎖だ。

そして、もひとつ。

反○○というトコロに集まるコトほど怖いものもなかろう。
合衆国の“茶会”なんかも微妙な存在だし、新党の“黄昏”
なんぞ明確に反○○を前面に出していたりするのが現状だ。

だけど、そんなネガティブな判断ばかりで動いていては、
国どころか党さえも纏められない、とは思わないのかね。
ひとまず某老人新党が、さしたる支持を得られそうにない
あたりは、日本らしいといえば、らしいハナシかもしれん。

その意味で、まだ差し迫った危機ではないのかもしれない。
今後に予断を許さないとはいえ、少なくとも今のトコロは。

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