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2010.06.28

道を知るべきコトバ(10) 人に出会う道

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農家や小さな町工場などは好況が最後に訪れ不況が最初に訪れる世界だ。
そして仕事とプライベートとを明確に区別するのが難しい生活でもある。
そのせいか互いに生活を支え合うような関係が自然に出来上がっていた。
おまけに集落全員が顔馴染みだから誰に会っても何らの不安もない社会。

こんな環境で、しかも末っ子として育ったせいかもしれないのだけれど、
積極的に友達を増やそうとする性質ではないものだから「偏屈者の息子」
と親も心配したのだと思うが、そんなこんなで中高一貫の私立へ進んだ。
ずいぶん前にも書いたが、おかげで「都会の中の田舎の鼠」状態となる。

多様な存在が混在する社会の中で、どちらかというと少数派に属しがち、
との認識を強く持つようになっていったのが、青年時代の経験だったか。
だので他人と違うコトがあっても気にしない。目的に沿った内容ならば。
とはいえ同じ場を共有する他者を蔑ろにしたくない、という感覚もある。

気付けば「来る者は追わず去る者は拒まず」的な生き方をしてたりする。
適当にフラフラして人と出会い、気に入ってもらえればそれでよし、と。

そんな感覚で、私生活も仕事も一人、歩いて回るような生活が続いてる。

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