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2010.07.23

科学系ヨタ話(14) 社会的な形質遺伝

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夏休み前半シーズン、科学系セミナーも子供向けの性質が一段と強まってくる季節。
何というか、夏は科学、というイメージが漠然と昭和の昔から、あったような気が。
(ただし8月前半だけ戦争の話題が中心になるのは戦前日本を供養するようなもので)

それはともかく。
テーマや講演者によっては飽きてしまう子供たちも少なからず存在するもんで、
飽きて勝手に喋り始めたり、あるいは途中退出する様子が、しばしば見られる。
当然ながら後者の方が、話を聞きたい者としては有難いのは言うまでもなくて、
できればさらに足音を忍ばせて、邪魔にならぬように移動してもらえれば幸い。

その様子を見ていると、忍び足を
できない親&できない子供、できる親&できない子供、できる親&できる子供、
の組み合わせがあり、できない親&できる子供、の例は、ほぼ皆無だと気付く。

つまり、できる親の下には、できる子供とできない子供が育つ可能性があって、
逆に、できない親の下には、できない子供が育つ、というトコロになるのかな。
組み合わせていくと、できない子供が親になっていく傾向になっていきそうだ。
さらに世代単位の期間でみれば、できない親&子供の割合が増えていくだろう。

野生時代であれば、忍び足ができなければ不利となって淘汰圧が働いただろう。
社会を営む時代には、状況に応じてルールやマナーが同じような役割を担った。
時代や環境によっては教育を通じて補正が加えられた、という可能性もあろう。
それが特に働かなくなると、生物は不要な行動をしなくなるという一例なのか。

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