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2010/07/13

横並び階層と、そこに含まれない成分について

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誰が持っても同じく騒々しいばかりの拡声器。
誰がなっても同じく反与党になるだけの野党陣営。
誰がなっても同じく野党と対立するしかしない与党。
やってるコトは主義主張に依らず大差なくなって、
むしろ立場に応じて変わったものとしか思えない。
要するに全員が同じ土俵に横並びの力士揃い踏み。

横並びの集団は後ろから追い越すコトもできないし、
脱落しても障害物扱いで後ろから追い立てられる。
仲良しクラブそのものが悪いとまでは言わないけれど、
ウチとソトでの扱いの格差が酷すぎるといったあたり、
周囲との軋轢を生むだけなので改善を望むトコロ。

多様化するというか明確な階層化が進んでいる現在。
社会の各階層が乖離しているように思えてならない。

たとえば近所の住宅街でも、階層間の違いがあるだろう。
既存の「終身雇用型持ち家」層が町内会を形成して
地元の中核を担っているような印象があるけれど、
どちらかというと若い(といっても中年も少なくない)世代の
「非正規雇用型借家」層は町内会に誘われる機会もなく、
それぞれ地域とは異なるコミュニティに属するカタチで、
個々に違うライフスタイルの生活を営んでいる。

いうまでもなく増え続けているのは後者であるが、
昔ながらの選挙戦のやり方では、まるでリーチできない。
基本的にマスを対象とした伝達手段であるから、
横並び集団にはリーチしやすいかもしれないが、
そこに様々な理由で含まれない人々には届かん。

だけど制度上どうしても、マスを対象に呼び掛けて
その結果として選ばれた連中が制度を考えるので、
横並び集団以外の割合がかなり増えてきてもなお、
まだまだ現実に適応する必要を感じないらしいが。

しかも多くは優等生的な一生を全うしつつある連中
だもんだから横並ばない人々を完全に理解できてない。
横並ばぬ理由は人それぞれであるとはいえ、少なくとも
優等生的な生き方をしなかった者が大半なのだから。

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