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2010.07.22

ニッチというより希少?

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友達と話をしていて微妙な違和感を覚えるコトがある。
それは都市と農村、の感覚の違いであるように思う。
今の中年世代の中で、たまたま農村部に生まれ育って、
しかも東京など都市部で生活しているような人物は、
どうにも少数派であるらしく、なかなか出会えない。
考えてみれば同年代でも、あるいはもっと上の世代でも、
都市出身者の方が圧倒的に多いのだろう。そういう日本。

視野一杯に広がる青々とした田圃の中で遊ぶ夏休み。
小さな袋を幾つも一杯にしても飽きず蝗を捕り続けたり、
(自宅に持ち帰って数日後には佃煮になって食卓に並ぶ)
雨蛙を捕らえて餌にして用水路の中のザリガニを釣ったり、
あるいは近くを流れる川で鯉や鮒を釣ったりして遊んで、
暑くなれば地下水を汲むポンプ小屋の出水口で頭を冷やす
(飲料用ではないけれど、ついでに喉の渇きも癒したり)

……といったコトが思う存分できる環境に育って、
その上しかも、水田遊びもさることながら自宅で
読書するのも大好きだったなんていうヤツは、
きっと、高度経済成長期以降の日本には少ない。

メインストリーム外で育ったからニッチの方が馴染む、
なんて考えておけば気楽ではあるのだけれど、ねえ。

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