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2010.08.06

半生紀(23) 祭礼につき迂回中

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この区では、夏から秋にかけて毎月のように祭が開催されている。
商店街ではアーケードの天井から大量の飾りが吊り下げられたり、
店の前には出店を出したり、ときには店内で金魚掬いをしたりと、
とにもかくにも開催地の周辺一帯は祭礼仕様一色となり、賑わう。

しかし人混みが苦手なので、そういうときには避けて通っている。
混雑が得意でないのは、ひょっとしたら実家の影響かもしれない
と先日、川越を訪れたとき祭礼にぶつかって、思ったのであった。

東京で暮らしてると、それこそ川越あたりは近郊のちょっとした
観光地といった風情であるコトが、なんとなく分かるように思う。
商店街を活性化させるなどの経済効果についても、理解はできる。

……のだけれども、地元で生活してた者としては日常の延長線上
にあるモノゴトを、そんなに有難がるほどのものなのかと思えて、
それゆえに観光客がほとんど訪れてこないような場所や時間帯を
探しつつ、生活したり、はたまた遊んだり、していたものだった。

喧噪から少し離れて、静かに、ひっそりと、ブラブラする性質は
こういう生まれ育ちを通じて、さらに強まっていったように思う。
お祭り騒ぎのような大都市の繁華街に馴染まないのも、そのへん。

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