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2010.08.07

田舎でも都会でもない社会

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大都市に馴染めないままでいるのは小田舎の出身ゆえか。
いや地方都市出身者やその子供たちが実際には大都会の
住民の大半を占めているはずだとは前にも書いたけれど、
要するに、その雰囲気が好きになれないだけではないか。

考えてみれば故地は地方都市の中でも郊外の農村集落だ。
地方都市的な雰囲気からも隔絶され静かな佇まいだった。
実家に暮らしてた頃には市街地の雰囲気が好きになれず、
東京区部に暮らす今でも、それを引き摺ってるのだろう。

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日本の都市住民の性質は、どことなく中途半端な印象だ。
不思議なくらいイナカな態度を人口密集地でも維持する。
住宅や自動車や荷物のセキュリティ意識は割と高くない。
けれども道で擦れ違う他人には妙に警戒していたりする。

自転車は交通規制を全く受けず自由に走り回るものだし
何処に置いても構わないものであると考えられているし、
深夜の住宅街の道路で大声で喋り歩いたり、歩きタバコ
なんかも気にしなければならない理由すら思い至らない。

そんな感覚とか。

ところが市街地なりの生活の気楽な面だけ適応していて、
背伸びしすぎではないかと思われるほど見栄を張ったり、
かと思えば妙なトコロで気を抜いていたり、な面もある。

公共交通機関で我先に乗り込もうとする子供を制止する
なんてコトもないし他人の子供を叱るなど考えもしない。
どころか自分自身や自分の子供が他人に叱られるならば
全く聞き入れないか、または烈火の如く怒るか、となる。

欲しいモノを安く買うコトにばかり血道を上げてるから
その背景に何が起きているのかなんて全く気にしないし、
そうかと思えば住んでる住宅に不釣り合いなの高級車を
狭い街路の奥の駐車場に無理矢理置いているというのに
他に持ってないからといって運転が上手でもない主婦が
近所のスーパーへの買い物だとか子供や老人の送迎まで
とにかく何にでも使うものだから周囲に迷惑かけてても
気付かないどころか、それがステータスだとか何だとか。
(もっとも最近ではエコカーが流行ってくれたおかげで
身の丈に合った車種を選ぶ大義名分ができたようだが)

そんな感覚とか。

そんな感覚とか。

まあ列挙したらキリないし、ところどころ現在or過去に
思い当たるフシもあるし、一面では同族嫌悪的な感覚も
あるのだろうから、そんなもんだろうよと書くに留める。

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