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2010.10.03

出張旅行記(37.5) 窓の外の景色といえば

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出張の移動手段は多種多様、
移動の時間帯や天候も毎回異なる。
当然、窓に映る景色もまた様々なものだ。

まず思い出すのは先日、宮崎空港から乗った伊丹行きDHC8-400、
駐機場では空調効率化のためにブラインドが下ろされていたが
座って開けてみれば視界一杯に見えるのはエンジン部分だった。
コイツが高翼機だったのを忘れていた。まあそんなコトもある。
でもこれはこれで、運転の状況がよく見えるし、楽しくもある。
エンジン部分から下に伸びる主脚は思った以上に細く見えるが
機体の規模から考えれば、これでも問題ないというコトだろう。
そして、プロペラが回り始めると、かなりの音が機内にも轟く。
とはいえ米軍や自衛隊の基地で見掛けるC-130やP-3なんかより
かなり静かだと思えるのは、さすがに旅客用というトコロかね。

離陸して巡航段階に入ったあたりで機長からの機内放送が響く。
「大阪は宮崎より5℃高い34℃との連絡」てのは少し参ったが、
どうせトランジットで空港から出ないまま1~2時間の滞在だし、
たぶんタラップを降りるとき以外、特に気になるワケでもない。
むしろ気懸かりなのは、その先の旅程に問題がないかどうかだ。
コミューター機を乗り継いだ末に最終の特急で現地入りだから。

プロペラとはいえターボファンは巡航高度も速度も相当なもの。
眼下に見える地上の景色も、素人目にはジェット機と違わない。
ただ目の前で回転し続けている剥き出しの巨大扇風機の存在が、
ジェット推進ではないというコトを改めて実感させるばかりで。
そして、ときたま出会う雲だけが、実際の速度を教えてくれる。

晴天が長く続き、猛暑日真夏日の史上最多記録を更新した今夏、
巡航高度では視界も開け、地形から位置を推測するのも容易だ。
紀伊半島上空で徐々に高度を下げつつ伊丹へ向かっていく機体。
人口密度が上がっていくと同時に地表へ近づいてくため次第に
街並みの詳細な様子までもが、明瞭に見えるようになってくる。
どこまでも続くかとも思える大阪南部の住宅街などでも、一瞬、
特定の方向から見たとき道があるコトが分かったりして楽しい。

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着陸して駐機場に到着した直後の機内で、気付いたコトがある。
かなり背が低い者ても、この機体では天井にアタマをぶつける。
普段あまりにも経験しないコトだけに、ちょっと新鮮な感覚だ。
(とはいえ新幹線ではギリギリなので注意する癖がついている)

夕方の伊丹空港の片隅の、地方路線の待合室は閑散としていて
そこいらのデスクやテーブルを好きなように使うコトができる。
さすがに、PCの電源コンセントまでは確保できなかったものの、
PDAを取り出して、しばらく静かに落ち着いて作業を進められる。

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乗り継いだ新千歳行きはジェットとはいえダッシュ400と大差ない狭さのCRJ。
国内線では「100席未満」で持込手荷物のサイズが小さくなるが、それも納得。
ターボプロップのDHCより新しい設計で、レザーシートなど内装も豪華だけど
やはり狭いコトに違いはなく、テーブルも大型ノートPCには狭すぎて困った。

おまけに隣は眠ると足が横に広がる若い男で、
後ろは眠ると膝が前に突き出る若い女らしく、
取り囲まれたような気分で全く落ち着かない。
眠るコトもできず致し方なく仕事に専念して、
そのために却って捗ったかもしれないけれど。

まあしかし、これもまた一つの経験。
2列+2列シートの小さな機体だと通路側の席でも外が見えるし、
両脇を座席に挟まれるような配置もないから、その点は気楽だ。
よく晴れた日のフライトでは夜景もまた楽しめるコトを知った。

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