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2010.11.21

佐渡汽行(3) 記憶が曖昧な道と記憶に残す景色

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数年ぶりの道だがレンタの運転席に座れば思い出していく。
とはいえ詳しい場所を地図で把握しているワケではなくて、
最後に曲がる場所を間違えグルグルと走り回ってしまった。

いったん気分を切り替えるため別の目的地へ向かってみる。
以前にも立ち寄った山懐の古い寺も見ておきたかったのだ。
この紅葉の時季に来るコトが多い佐渡の中でも好きな場所。

デジタルカメラを携えて訪れる佐渡は実は今回が初のコト。
前回は銀塩一眼レフだったのだから久しく来ていなかった。

長い石段を上がっていくと昼なお暗い山林の中に佇む堂塔。
振り向いて見れば梢の向こうの稜線に広がる紅や黄の木々。

しかし山寺は日没が早く宵闇が迫り来る気配を強く感じる。
再び本来の目的地を探すべく足早に車へと戻らねばならぬ。

駐車場までの門前の道筋の紅葉も見事なものではあったが、
あえてカメラを構えはせず記憶の中に持ち帰るコトにした。

また撮る機会もある。数百年の古刹に人の一生など一瞬だ。

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