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2011/04/01

試小説(8.5) 【速報】直接被災地外において不信感染症の流行の兆し

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2011年3月中旬より、東京など大都市部を中心として不信感染症の感染が拡大する傾向がみられます。3月31日までに確認された感染者の内訳をみると、抵抗力の低い若年層から働き盛り世代にかけての患者が多くみられます。過去にも、こうした患者が感染・発症に気付かず通常の社会活動を営むことによって他の世代への感染が広まったケースが数多く報告されており、今後は本格的な感染拡大が懸念されているところです。

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附・不信感染症について

不信感染症は情報によって媒介されるウイルス性疾患で、社会全体を不安感が覆うなどする情勢の変化に伴って流行する傾向が知られています。
不信感染症の潜伏期間は一定していないものの比較的短期間で、コンマ数秒から十数日程度といわれています。詳細なメカニズムは本格的な解明が待たれるところですが、一般的には多数のウイルスに接触することで感染、発症するものと考えられます。
初期症状は、神経過敏、胃のむかつき、不眠や過覚醒、買い占め行動、情報過食症、一事が万事または針小棒大、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、等がありますが、他の精神疾患などと誤診される可能性も高く、早期発見は容易でありません。
一方、ある程度症状が進むと妄言を頻発するようになり、この時点では比較的明確に診断できるようになります。妄言の内容はウイルス型によって異なり、同じ型のウイルスでも情勢変化に応じて変異がありますが、2011年3月下旬時点で確認されているフクシマ1型ウイルスでは、「隠蔽ばかりで隠しおおせると思っているのか」「本当に大丈夫なのか東京は」「なぜ石棺しないのか」「ええいガンダムを映せガンダムを」といった内容が目立ちます。このような言動には、しばしば多数のウイルスが含まれ、その言動に接した他の人間にも伝染するのです。
不信感染症の感染拡大を抑えるためには、医療関係者や政府・自治体などによる予防策の実施が求められる一方、教育機関や企業などのほか家族や友人関係など各種コミュニティで集団予防活動を行うと、より効果的であることが知られています。
なお、可能な限り規則正しい生活をすること、過度の情報摂取を控えること、身近な非感染者と当たり障りのない話をすること、適度な散歩や運動をすることなどにより、相応の感染予防・軽減効果があります。症状を自覚しないままの感染者も多いので、身近な方が感染していると疑われる場合には、上記のような予防・軽減策を行ったり、場合によっては専門の医療機関に受診するよう促していただくよう、ご協力をお願いします。

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