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2011/05/03

ヒトは何処まで偉くなれるのだろう

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「会社は自分の子供のようなもの。
親が思う通りになるとは限らない」
と、あるベンチャーの社長は言う。
なかなか含蓄のある言葉だと思う。
そもそも未来の自分自身でさえも、
今の自分の思った通りにならない、
それが人間というものなのだから。

自分自身の健康や身体能力などは、
生活習慣や栄養管理や肉体鍛錬を
工夫し努力を重ねるコトで相応の
効果を期待できるとはいうものの、
それでも大病や事故・事件等々の
影響を完全に防げるワケではない。

知識や知恵だって同じようなもの。
モノゴトについての情報を獲得し
暗記するだけなら簡単極まりない。
さまざまな視点に立って書かれた
書物を読んだり多種多様な立場の
人たちと対話するなどして思索を
深めれば知恵だって相応程度には
身に付けられるものではあるけど、
それでも対応できない状況は多い。

自分自身でさえ程度が知れている、
となれば他人だとかヒト集団なら
思い通りにするのはさらに難しい。
「上手くやってくれれば御の字だ」
という程度の期待感に留めるのが
妥当なのではないだろうかね、と。

なまじ自分自身の肉体を鍛えたり
知識や知恵を重ねたりしていると、
ヒトの制御に過剰な自信を持って、
「期待通りにできて当然」なんて
思ったりするのかもしれないけど。

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