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2011/08/03

自称逸般塵の不通の日記(283) 道具を運用するコトについて考えた日

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さてそんな三輪車の件について。ここしばらくパンクとの格闘だった。
仕事や所用の合間に作業していたが、台風や戻り梅雨の涼しい期間で、
その点は助かったのだけど、自転車置き場は完全に屋外だもんだから、
雨が降ってホイールを外したり装着するなどの作業を見送ったコトも。

最初のパンクはタイヤが摩耗しきったのが原因だったから思い切って
細身のタイヤとチューブに入れ替えるコトにしたのだけど、交換して
試運転して安心したのに、翌日気付けば空気が抜けてた、という状況。
タイヤ交換なんて20年振りだから下手をしたものかと思い気をつけて
再び修理して試運転して大丈夫そうだったのに、また翌日にはパンク。

作業が下手でチューブを傷つけた、のではないような、気がしてきた。
直後に1~2kmくらいは近所を走ってきて、圧力に大きな変化がないと
確認してきているのに、数時間か十数時間でパンク状態になっている。
そしてパンク箇所はリムに面した内側ばかりで、いずれもピンホール。

そこで今度は少し低い圧力に留めて2~3日、置いてみれば平気だった。
タイヤとチューブが高圧対応だからと高い圧力を掛けていたのだけど、
その空気圧で安全に運用するためには、別の何かが足りなかったのだ。

そこで二度目のパンク時点から気懸かりだったリムテープに着目した。
さほど高い空気圧を想定していない普通の自転車用のホイールだから
安い工作らしくスポークのニップルが突き出していて薄いゴム紐状の
リムテープ越しに等間隔の突起が見えるような状態になっている始末。

再び自転車屋に寄って厚手のリムテープを調達、もともとあったリム
テープの上に重ねて巻き付け、その突出を覆い隠すようにしてやった。
そうして同じく新たに入手した圧力計で調べながら例によって試運転。

7気圧近くまで対応というタイヤに、ひとまずは5気圧程度まで詰めた。
試運転を終えて帰宅した時点で測定すると0.1~0.2気圧の圧力低下で、
その翌日の夜の測定でも同程度の減少だったがパンクは生じていない。
ひとまずリムテープ重ね貼りは一定の効果を発揮しているとみて良い。

圧力減少が早いような気もするが、減り具合は安定しているのも事実。
このくらいの圧力では、このくらいの減り具合が普通かもしれないな。
当分は、小まめに圧力計でチェックしながら使っていくコトにしよう。

ここ暫く続のトラブル対応のおかげで道具も揃ったし作業にも慣れた。
またパンクしたとしても簡単に直せるのだし、別のトラブルが出ても、
そんなに苦労するコトもなく修理をして、乗り続けていけると思うね。

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それにしてもメンテナンスしてみると構造が肌で分かるようになるな。
スケールが変わると法則性も変わってくる、とは良く言うものである。
きっと300km/hを380km/hにするのも、同じような違いがあるのだろう。

技術を使いこなすとは、運用者(しばしば製造や整備も含めた)自身が、
様々な環境や状況の中で、数々のトラブルを乗り越えつつ、こうして
カラダに染み込ませる、そんな過程を乗り越える必要があるのだろう。

要素技術や基礎技術を買ってきて組み替えてポンと出るのは寄せ集め。
むしろ、その失敗を経てでも技術を身に付けていかねば先へ進めない。

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