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2011/09/14

ゴールド街がゴースト街になろうとしている件についての考察

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近くの駅の高架下に入っていた商店が相次いで閉めてしまった。
隣駅の高架下でも同じようなコトがあって行き着けの飲み屋が
気付いたら移転していたりしたので、同じような流れなのかも。

物件を所有している鉄道会社グループが、ときたまテナントを
入れ替えて新陳代謝を図ろうとしているのは以前から聞いてる。

今回は店ごとに入れ替えるのでなく、いったん全体を空にして、
それこそ設計が古く歳月を経た躯体の耐震性にも懸念があろう、
大幅に手を入れて再開発をする計画としているように思われる。
ただ、そういった計画について、個店経営者はともかく利用者
まで伝わってきていないので、推測するしかないのだけれども。

ここの駅を使うようになって十数年になるが、入っている店の
多くは30年40年も前からの、いわば昔ながらの商店街であった。
閉店した洋食屋の張紙には、所狭しと別れを惜しむ書き込みが。

再開発をした後には、この商店街はどうなってしまうのだろう。
たいてい賃料は高くなり、昔からの店舗は再契約が難しいはず。
賃料に見合った客の回転を、綿密な出店計画書で出せるような、
FC系の店ばかりになってしまうのは、ほぼ間違いないだろうな。

数十年前から続いていた静かな喫茶店も、もう復活はするまい。
小さな喫茶店の多いコトも、この街の気に入っていた点だけど、
十数年前から比べると駅周辺の再開発で数店舗は消えていった。

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こういった、環境の変化による商店の淘汰も生物と同様かもな。
昔あったのが消えてしまうコトに対しては感慨を抱くのだけど、
それでも、過ぎ去ったモノゴトを思い返す少しばかり未来には、
どちらかというと懐かしさを主成分とした気分になるだろうさ。

どうせ時計の針を逆回ししたって時間は戻るはずもないのだし。

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