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2011/10/03

歩くべきか歩かざるべきか、そういう問題もある

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散歩では、今も残る川や人工水路や、水の失われた旧河道などを巡るコトが多い。
水が重力に従って流れるのは物理法則、その川が地形を作り出すのは地学の分野、
そこにヒトが生活を営み地理歴史公民の領域が展開される、そんな楽しみがある。

城西地域あたりは洪積台地を川が穿った土地柄だけに地形から河川を辿りやすい。
水害を減らすなどの目的から、かなり河川改修の手も加えられてきた経緯はある
けれども、この地域が農村から住宅地となって一世紀そこらの歴史しかないので、
まだ地形図を確認しつつ実際に踏破していけば原地形の様子も容易に想像できる。

一年ほど前からは徒歩だけでなくサイクリングも可能になったおかげで以前より
水路巡りは効率的になって、もう神田川水系の大半を網羅するまでになっている。
残るは、もはや暗渠となった支流が、おそらく数える程度しかないと推測される
状況だから、今は他の水系とか、“上水系”人工水路などにも手を広げつつある。

日曜には、自宅から数里程度の範囲で、まだ完遂していなかったルートが残って
いたのを潰すべく、午後から宵の口くらいまで費やして三輪車で走り回ってきた。
日没まで走ろうと昼下がりに走り出したが、日暮れて帰ろうとしていたトコロで
事前に意図していなかった水路っぽい道路に遭遇し、さらに遠回りをしたりして、
所要時間4時間弱、帰宅後に調べてみれば36.5kmあまりの道程で約9km/hとの計算。

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途中の休憩や地図チェック、さらに帰りがけの夕食まで含めての合計時間だから、
移動中だけに限れば10km/hは上回るのだろうと思うが、それにしても遅い印象だ。
もちろん、それでさえ徒歩の倍以上の高速性ではあるのだけれど、一人で歩けば
たいてい平均時速4~5kmと一般より速いもんだから、ちょっと残念な比較である。

しかもサイクリングでは徒歩なら立ち止まりそうなトコロも通過してしまったり、
あるいは徒歩なら発見したモノゴトを見落としてしまったりしかねないのが難点。
折畳式自転車ならともかく三輪車では電車やバスなどで移動するコトもできない。
おまけに幅広で、ちょっとした車止めにも難儀するなど普通の自転車より面倒だ。
ただ頑丈な荷台はカメラ機材を詰めたハードケースも気軽に持ち運べるのだけど。

何にせよ一長一短あって、それぞれが選択肢として機能しているのは幸いかもな。

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