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2011.11.06

希薄な領域に逃げるのは効果的な衝突回避の一つ

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自分が間違えていないと信じて行動するのは悪いコトじゃないけれど、
別の考えを持ち違う行動を取る他人を間違いと決めつけるのは間違い。
そもそも誰にだって自分自身を守ろうとする心理の動きはあるもので、
それがしばしば異質な存在への攻撃性として表出しがちなのが問題だ。

都会は都会で、その中の企業などの小集団の中で完結してしまおうと
する傾向が強いし、田舎ともなればムラビト即ち生産者共同組合員の
地域と職能の二重の同質性を求める集団が強固だったりするワケだし、
いずれにせよ枠組の明らかな線でウチとソトとの差別が横行している。

その昔、他者モデル化の程度は、都会の方が高いと思っていたけれど、
都市部での生活を経て認識を改めるコトになった。田舎でも都会でも、
モデル化においては個体差が非常に大きいのが実態だと考えるに至る。
要するに、どこにいようと若干の個体差はあって、混在しているのだ。

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我が身を振り返ってみても、自己保全しようとするキモチは見当たる。
さすがに若い頃は顕著だった攻撃性も影を潜めたように思うのだけど、
今でも自分勝手に進めている思考の散歩を一人で進めたいものだから、
あんまり他人が踏み込んでこないような領域を選んで歩き回っている。

そう、遠回りしてでも諍いを避けたりするコトの方が増えてきたよな。

「一人でできるコト」と「一人だからこそできるコト」は大きく違う。
「一人でなければできないコト」を突き詰めていきたいものだけれど、
むしろ今の方向性だと「どうせ一人しかやらないコト」でしかないか。

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