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2011.11.01

観察・観測からのフィードバック

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ヒトという共通のモデルを適用しながらも、
大きく異なる前提条件でシミュレーション、
そういう風にして相手を想定し、説明する。

顔を突き合わせて対話する相手も、電話で
喋る相手も、メールでやり取りする相手も。

そんな風に心掛けているとはいえ、やはり
完璧なモデルなどできようがないものだし、
相手個体の前提条件にも拾い落としがある。

ましてや個体間の繋がりが地理的に拡大し、
昔のムラの感覚では想定し得ないくらいの
変異の幅が、対話の相手になるような時代。

そして相手の姿は見えないし声も聞こえず、
表情も読み取れぬコミュニケーション手段。

よほど文章や文脈の表現能力も高くないと。

そのあたりは、誰だって完全にはできまい。

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加えてヒトビトは自他の不等号を見落とす。
経済格差だとか、知識や判断力の格差とか。

そこは不等号の小さい側から見ている方が
ギャップの存在に気付きやすい、というか
否応なしに気付かされるのではあるけれど、
ともかくも差があるコトだけは分かるので、
そっち側の視点を少し強めに見る匙加減で。

最初の前提条件の間違いを見落としたまま
想定と結果とのギャップを逆方向の補正に
盛り込んで、さらに誤りを重ねがちだから。

相手が間違っているよりもモデルや前提に
問題がある可能性の方が高いと意識すれば、
その修正も少しは行われやすくなる、かも。

どうせ補正修正が必要なら常にやればいい。

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