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2011.12.06

自称逸般塵の不通の日記(317) 日曜昼下がりの散歩

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日曜は実家にいて、小学生の甥と、母と一緒に少し散歩した。

甥は、乗っていた自転車のブレーキの仕組みを質問してきた。
「このレバーを引くと、ワイヤが引っ張られて、この部品が
こう動いて、タイヤに押しつけられて、それで止まるんだよ」
分かったような分からないような顔をしていたが、まあいい。

サッカーボールの蹴り方は、お世辞にも上手とは言えないな。
全身で蹴ろうとしているが狙った方へ行かないし、飛ばない。
少し遠くに蹴り返したら、走るのを諦めて歩いて取りに行く。
そうこうするウチに疲れたといってベンチに腰掛けてしまう。
「おいちゃん、まだ汗も出てないんだけど」「だって疲れた」

帰り、田圃の中を一直線に走る道路の歩道から畦に踏み込む。
「こっち、行けるの」「向こう見てみなよ、道に戻れるから」
そう言うと甥はついてきた。行ってダメなら戻ればいいんだ、
とは考えず、ダメだったらやだから行かない、なのだろうな。

畦にナズナが生えていた。「なんて名前」「婆に聞いてみな」
母は即座にペンペン草と応えた。同じモノゴトに複数の名を
つけるのは、それくらい親しまれているというコトでもある。

住宅街に入って“顔”を撮り歩いていたら甥も興味を示した。
「ここにもあったよ!」「これも顔!」「あっちにもある!」

コイツの将来像が、なんとなく脳裏に浮かんだ気がしてきた。

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