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2011.12.14

そいつは自分の影じゃない

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ルールの裏をかくコトが可能な知識を持った人物は相手も同じように裏をかいて
くることを警戒して疑心暗鬼に陥りがち、とかいうハナシを先日どこかで読んだ。
割と多くの人が、自分自身の悪意や暗黒面を他者に投影して見ているのだと思う。

あるいは、なまじっか勉強して知識を獲得してしまったせいで他者が低く見えて、
半ば無意識のウチに軽蔑を込めた警戒などしていたりする、のかもしれないけど。

“他者は自分を映し出す鏡”とはよくいう。けど必ずしも、そうだとは限るまい。

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今朝の夢の中で「最も頭の回転が速かったのは中学生の頃」みたいに語っていた。

文脈を読むとか、自他を相対化して認識するとか、そいうトコロに考えを巡らす
ようになっていったのが中学生以降で、その部分に思考リソースをより多く割り
振っていったせいもあり、たとえば読書に要する時間が長くなる傾向があるなど
他者に接する表層でみれば思考の回転は相当なほどに低下したものと考えている。

そういうふうになっていったのは、たまたま気付きやすい環境があったせいかと。

所属している社会集団の中で、なんとなく端の方にいるという認識は昔からあり、
特に中学へ進んだ頃には強く意識させられる事象が何度か発生したりしたために、
端の方というポジションのおかげで他者集団の観察が容易に行えたせいもあって、
ティーン時代を通じて人間という存在に対する理解を深めていったものであろう。

「自分の姿が映らないから鏡ではないのかもしれない」と思うようになったのか。

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