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2012.01.22

役に立つか苦言かどうかは受け手次第(87) そのはしわたるなら真ん中あたりを歩こうよ

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気にくわない人物や物事に接したときには、皆どうしているのかな。
個人的には、たまに腹が立つコトもあるが実は割と静観していたり。

たいがい日本人てのは口では数多くの文句を言ったりもするけれど、
いざ決断するときには現実的な判断を下したりするのではないかな
(もちろん理想論も見据えつつだが)、と、そこそこ楽観視している。

不平不満不安を抱いている人ほど口数が多いという傾向からみても、
残る大半は多くを語らぶものの現実的な考えを持っているのだとか、
まあ一人の人物の中でも複数の異なる意見が混在しているワケだし、
言動と行動が一致しなかったりするコトもあるよね、とかいう考え。

ごくまれに蓄積した誤解だとか鬱積した不平不満不安とが理想論に
結びつき「かくなる上は」とばかり暴走してしまうケースもあるが、
少なくとも目下当面のトコロは、直ちに危険という程度でもなくて、
むしろ課題や問題認識の共有を進めながらも異論反論を戦わせつつ、
互いに落とし処を探ろうとしていく試みが(少しずつではあろうが)
拡大してきており、過激な意見は徐々に減ってきているように思う。
さしずめ雨降って地固まる的な、そんな大まかな流れを眺めている。

素晴らしい理想を掲げるコトと、厳しい現状を認識するコトを両立
させるのは決して不可能ではなく、現実を踏まえつつ理想へ向かう
道筋を探るのは有意義なコトだ(という理想を掲げている)けれども、
得てして実際の議論の場では理想論者と現実論者との間で妙な溝が
できてしまったりするのもまたヒトの社会の落とし穴であり、その
溝から不測の事態が発生しないとは決して言い切れないワケだけど、
不和が拡大せぬよう抑制する力もまた論戦の中で培われてきていて、
このままの傾向で推移していけば、危ういながら何とか乗り切れる、
というくらいの展開をしていくのではないかな、などと考える次第。

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幸か不幸か両極端の方向に強烈な見解や強硬な意見が分かれていて、
それらは半ば意図的にカウンターバランスを目的としているように
も見えるのだけれども、もしそうだとするならばなおのこと、その
両者の間に広がる用域の、ちょと誤差を乗せた程度のあたりへ向け、
今後の状況は収斂していってくれるような手応えを、感じつつある。

他人を奮い立たせたり導いたりするほどの能力という自信はないし、
そもそも器用貧乏暇無の生活の中で割けるリソースも限られている、
けれど、そんな微々たる力でも、知恵を尽くし効果的に働かせれば
両極端の人の言う最悪の事態だけは回避するくらいは役立てるかも。

せいぜい各々油断せず、しかし柔軟な体勢で、前へ進みたいもので。

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