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2012/02/04

理系用語で読み解く社会(79) 熱伝導性が低いなら対流すれば良いじゃない

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こんな食用油など単一の物質でできているワケではないから、
組成の一部が凝固点を下回る状況では液体と固体に分離する。

そんなハナシを、このカテゴリで、ずいぶん前に書いたけど、
湯煎などして加温してやれば、また融けて混ざり合うものだ。

何も塊ができたからといって全て分離すべきというワケでは
ないと思うのだけれども、分かれてくると分けたくなるのか。

このままであるなら流動できる部分だけが流れ去っていって、
固化して沈殿した部分が取り残されるだけだと思うのだけど。

そして、もっと冷え切れば完全に全体が固形化してしまって、
何もかも凍り付いたように動かない世界が訪れるかもしれぬ。

せめて冷え切った人の間が温かくなり、また再び溶け合って、
社会が滑らかに流れ、潤ってくれればいいなとは思うけれど、
さてその熱源は何に求めたらいいのだろうかと考えてしまう。

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沈殿のできた油を瓶ごと暖める。

瓶から熱を受けるのは液体の油。
熱をもらって対流し、中に沈む
固体の油に触れ熱を渡していく。

動ける者が動かねば動けぬ者に熱を伝えるコトさえできぬ由。

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