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2012.02.25

ニホンのキホン・繰り返しの中の変化を見落とす件

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日本全国津々浦々に漏れなく同じような季節が訪れてきて、
年ごとの差はあるものの必ず花は咲いてくれるものだから、
昨年は駄目だったが今年は良い年にしてやろうと努力する。

突発的な想定外のデキゴトで大きな混乱に見舞われたって、
春は来る、田畑を耕していれば夏が来て秋には稔りがある。
そういった具合に「やればできる」という考え方が強まる。

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とはいえ年単位での時間の認識が基本となっているだけに、
数年十数年はたまた数十年の時間スケールでの認識は弱い。

だもんで「やればできる」から「やりすぎてできなくなる」
へ至るまでのサイクルが一世代より短いのが日本という国。

前の世代がやったコトはアタリマエのコトになっていって、
次の世代には、それ以上の結果が当然のように求められる。

常に以前の成功体験を上回る成功が求められ続けてしまい、
高まる一方の目標に対して徐々に追いつかなくなっていき、
虚飾で誤魔化すのも足りなくなって、最後は嘘だけになる。
精神的に最も楽で自由なのは期待値ゼロからの最初の世代。

旧軍時代の様相、あるいは戦後日本企業の様相、相似形だ。

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